「レントゲンでは特に異常なしと言われたのに痛い」
「朝起きた瞬間から腰が重い」
「座っていても立っていても、なんだかつらい」
「湿布やストレッチをしても、その場しのぎでぶり返す」
「痛みが気になって動けず、気づけば体力も落ちてきた気がする」
慢性腰痛(3か月以上続く腰の痛み)は、とてもよくある悩みです。世界的にも腰痛は“障害(生活のしづらさ)”の大きな原因のひとつとされ、影響を受ける人が非常に多いことが報告されています。
そして近年、慢性腰痛を理解するうえで欠かせないキーワードが 「痛覚変調性疼痛(つうかくへんちょうせいとうつう)」(英語で nociplastic pain:ノシプラスティック・ペイン)です。
これは簡単にいうと、痛みの“センサー(神経)~処理装置(脳・脊髄)”の働きが敏感になり、痛みが増幅されやすくなる状態を含む考え方です。