竹田　勝のプロフィール

「どうしてサラリーマンを辞めて今の仕事を始めたのですか」とクライアントさんからよく聞かれます。私が独立開業を決意してから現在に至るまで、そして将来への思いを話させていただき、ご挨拶とさせていただきます。

このページをご覧いただいている皆さんは、今ある辛い症状や不快な症状をなんとかしたい、という気持ちでいらっしゃると思います。
実は私は、バスケットボールをやっていた高校生の時から、腰痛に悩まされていた時期があります。
時には立っていられないほどの、強い痛みに襲われることがあったくらいです。
大学生時代は激しいスポーツをしなかったので、強い痛みに襲われることはなくなりました。
しかし40歳をすぎる頃まで、30分以上歩くのが苦痛という状態が続き、その間病院のお世話になったり、代替医療や民間療法のお世話になったりと色々と試してみました。

なかなか改善されない中、偶然知ったカイロプラクティック院に通ってみたのです。
その治療院で立っている時の姿勢について指導されましたが、姿勢が変わりだすと明らかに症状が軽くなっていったのです。
姿勢が腰の痛みにこれほど影響があるのか、と驚いたことを覚えています。
私は以前から独立して何かを始めたい。
このままサラリーマンを続けて、果たして世の中に貢献することができるのか。
社内の評価や、人間関係に振り回されるだけで終わってしまうのではないか。
何か人の役に立っていると、実感できることをやりたい。
そう思いながら過ごしていたのですが、この技術があれば腰痛で困っている人を楽にしてあげることができるのではないか、役に立つことができるのではないかと思うようになったのです。
ただ本当にやっていけるのかとの不安が大きいし、また右も左も分からない世界です。
（施術はいっぱい受けていますが、自分でやったことはありません。）
なかなか一歩を踏み出せないまま、手技療法家が書いた本をを探しては、読むということを繰り返していました。
いろんな種類の治療を受けた経験に照らして、納得できるものにはなかなか出会えません。
そんな時、大川カイロプラクティック専門学院の学院長が書いた著書が目に止まり、惹きよせられるように購入して読んでみました。（その本の名前が「カイロプラクティックほど素敵な仕事はない」でしたので）
その中にはカイロプラクターという職業の魅力や可能性、そしてどれだけ世の中に貢献できるのかということについて、わかりやすく書かれています。
この著書を読み、学校の説明会に参加し、授業を見学した結果入学を決めました。

卒業するまでの２年間は、学ぶ事全てが新鮮であっという間に過ぎました。
ただついていくのがやっとだった、というのも事実です。
なにせ周りは自分より一回り以上若い人たちばかりで、知識やテクニックを吸収するスピードが違いすぎました。
また学校の授業を受けただけでは、一人前のカイロプラクターにはなれません。
在学中から学校が運営する整体院にインターンとして受け入れてもらい、テクニックについての指導を受けながらテクニックのレベル向上に取り組んでいました。
日々の臨床経験から院長先生方が改良を加えたテクニックを教えてもらったり、授業や学生同士の練習では得られないような指導を受けたりと、実地に即した貴重な経験でした。
合わせてできる限り数多くのセミナーを受講して、新しい知識やテクニックを吸収しながら2年のカリキュラムを終了して無事卒業しました。
卒業後は系列外の整体院や、直営の整体院で経験を積みましたが、その間もツテを頼って多くの整体院を訪れたりセミナーを受講したりと、自身のレベル向上の努力を続けていました。
そして2017年2月町田で「たけだ整体院」を開業しました。
テクニック向上の道は永遠に続きます。
開業後も皆さんに少しでも質の高い施術を提供できるように、日々研鑽を続けています。